解説 終身保険
終身保険は一生涯の保障のため、貯蓄性がある保険です。
終身保険のバリエーション
終身保険には現在バリエーションがたくさんあり、全ての商品を明確に区分することが困難になっています。e-hokenでは、便宜上、以下の分類で説明しています。
≪従来型 終身保険≫ |
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従来からの終身保険。概ね、保険料は高いが、途中解約でも解約金が減らされることがないので、支払期間満了まで支払う自信の無い方には安心して加入できる保険。 |
≪低解約型 終身保険≫ |
保険料の払込が終了するまでは、解約金を従来型の70%程度に抑えている。 保険会社は中途解約をあらかじめ見込んでおり、中途解約時の解約金を減らすことにより、 保険料が従来型に比べて低く抑えることができるが、加入には「中途解約をしない。」事が大切。 |
≪外貨建終身保険≫(低解約型) |
注意点は為替リスクが伴うため、解約金のイメージが掴めない。
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≪変額終身保険≫ |
そのため、契約時の死亡保険金は運用成績が悪くても基本保険金額は保障されるが、解約金に関しては保障されない。毎日解約金が変動する。確定拠出型年金(401K)の仕組みに似ている。 |
配当の種類
上記のバリエーションに加えて配当の種類も以下のタイプがあります。
配当の種類 | 特 徴 |
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有配当 | 毎年の決算時に保険料算出のために用いる3つの予定率と実際の率との差によって 生じる損益を集計し、剰余が生じた場合、配当金として分配する仕組みの保険です。 |
利差配当 | 予定利率と実際の運用成果との差によって生じる毎年の損益を一定年数ごと(5年毎が主流)に通算して剰余が生じた場合、配当金として分配する仕組みの保険です。 |
無配当 | 配当の分配のない仕組みの保険です。一般的に、有配当の保険より予定利率などの基礎率を実際の経験値に近いものを用いることによって、保険料を安くしています。 |
以下は配当ではありませんが、便宜用区分けしています。 | |
積立利率変動 | 予定利率を契約時の予定利率に固定せず、金利環境の変化に基づいて、適用する予定利率を一定期間ごとに見直す保険で、適用される予定利率には最低保証があります。予定利率の見直しによって適用される利率が最低保証される利率より高く設定された場合、それに応じて最低保証される保険金額や年金額、解約返戻金などが増えます。 |
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